■産地紹介
初めて注連川のお米を知ったときにはその品質の良さに驚きました。
実際に行ってみて納得。
注連川の糧さんは高津川を中心とした地域環境へすごく強い想いを持った生産グループさんでした。
自然環境を守るために農薬や化学肥料を極力使いません。
除草の手間はものすごく、それに対し収穫量は非常に少ないです。
しかしその分、土の栄養が稲1本あたりにしっかりと行き渡るので、とても美味しいお米が出来ます。
平成17年8月6日:発足
現状の農業の在り方の中で、食の安全及び責務・環境・流通・集落の存亡に於いて疑問と危惧を抱き、農業従事者に限らず有志10名で発足する。
平成18年
会独自の栽培認定区分「K1」(有機質肥料100% 農薬不使用)、 「K2」(有機質肥料100% 農薬3成分以内)を設ける。
K1区分に於いては膨大な雑草により収穫量は半減、カメムシ被害粒は甚大であり近隣の農家から冷笑を浴びる。 ただし食味は著しく向上。
平成19年
「第9回 米・食味分析鑑定コンクール」で「きぬむすめ(K1)」が品種別部門「金賞」
平成20年
「第10回 米・食味分析鑑定コンクール」で「旭(K1)」が品種別部門「特別優秀賞」
平成21年
「第11回 米・食味分析鑑定コンクール」で 「きぬむすめ(K2)」が用途別部門「金賞」
「旭(K1)」が同部門「特別優秀賞」
平成22年
吉賀町が環境王国に認定。
平成24年
「第14回 米・食味分析鑑定コンクール」で「コシヒカリ(K1)」が総合部門「特別優秀賞」
同じく「コシヒカリ(K1)」が栽培別部門環境王国「特別優秀賞」
平成26年
「第16回 米・食味分析鑑定コンクール」で 「きぬむすめ(K1)」が総合部門「特別優秀賞」
「あきさかり」が都道府県代表お米選手権「特別優秀賞」
平成30年
「第20回 米・食味分析鑑定コンクール」で 「きぬむすめ(K1)」が総合部門「特別優秀賞」
令和1年
「第21回 米・食味分析鑑定コンクール」で 「きぬむすめ(K1)」が都道府県代表お米選手権「特別優秀賞」
「第16回お米日本一コンテストinしずおか」(米コン2019)で「コシヒカリ」(K1)が最終審査進出者(トップ75)に残る
令和2年
「第22回 米・食味分析鑑定コンクール」で「きぬむすめ(K1)」が都道府県代表部門「特別優秀賞」
「第17回お米日本一コンテスト」inしずおか(米コン2020)で「きぬむすめ(K1)」が「金賞」
日本最大級のお米のコンクール「米食味分析鑑定コンクール」での受賞歴は本物の証!
生産者がはっきりしたお米でここまでの受賞歴があるのは島根県内ではここが一番ではないでしょうか。
農薬・化学肥料を一切使用せずに栽培したコシヒカリです。
農薬・化学肥料を一切使用せずに栽培したきぬむすめです。
近年の注連川のお米ではこのきぬむすめがコンクールで受賞することが増えています。
農薬・化学肥料を一切使用せずに栽培したつや姫です。
使用農薬を3成分以内に抑えたコシヒカリです。
3成分=除草剤1回のみです。
使用農薬を3成分以内に抑えたきぬむすめです。
3成分=除草剤1回のみです。
コシヒカリ:粘りと甘みのある、お米です。もっちり感。
きぬむすめ:白い外観、あっさり食感、ほどよい粘り。ただし注連川のきぬむすめは甘みが強いです。
つや姫:張り、弾力あり、噛むと甘みと粘りが増してきます。
にこまる:粒が大きくきれいに揃っており、甘みがあります。粒感があり粘りは弱め。
注連川のお米は、日本屈指の水質を誇る清流・高津川を水源としています。
取り組む農業の思いにある根幹は「高津川を中心とした環境との共生」。
生かされている高津川への配慮は、すなわち、田んぼの周囲環境にとどまらず、食べる人までも考えた米作りへと繋がります。
「付加価値を付けるため」「高価格にするため」による取り組みではなく、地元地域、そこにある環境への想いがそのまま注連川の農業の形となっています。
食味を向上させるために収量を上げることを優先しません。
収量を上げないということは、食味が上がることと一致します。
(これは田んぼの地力が、稲一本あたりにいきわたる割合が増えることを考えれば必然ですね。)
島根県が全国に誇れるお米の筆頭とも言える「注連川の糧」。
島根の本物がここにあります。