5代目ブログ「米屋のホンネ」

島根県松江市の藤本米穀店5代目、藤本真由です。

創業明治26年、細く長く、地元島根で米屋を営んでいます。

【No.011】平成18年06月29日 情報の発信

きのう読んだ本で 勉強させられました。

その内容を要約すると

【魚屋さんの店頭で、価格の違う2種類のサンマが

売られていました。

プライスカードには1匹130円、

もう片や1匹150円とあるのみ。

その価格の違いを店主に尋ねると、

大きさが違うとのことでした。

しかしどう見てもそのサンマの長さは同じなので、

その旨また尋ねてみたそうです。

そうしたら、店主曰く

『いえ、サンマというのは長さじゃなくて背でみるんですよ。

背で見たらほら、150円の方が背が厚いでしょ。

厚いサンマの方が脂が乗っていておいしいんですよ』と

いろいろな人にこの話をするが知っている人は

ほとんどいない。

ところが、その話を、食品店主や漁業関係者に

聞いてみたら、そのことは逆にみんな知っている。

しかし、魚屋はたくさんあるのに、

どうして誰も教えてくれないのだ。

こういう情報・知識のギャップはよくあることだが見直して

頂きたい。

あなたは毎日、もう何十年も、場合によっては

親子何代にも渡って専門的なことをやっているので

当たり前の事かもしれない。

しかし、はたしてお客はそのことを知っているだろうか

お客にとってそれを知ることは・・・】

のようなことです。

 

ウチでも早急に対処しなければならないことがあります。

マルマン黒田店のお米の広場ふじもと では、

毎日精米したてのお米を販売しているのですが、

袋詰めのお米が、まだ温かいのです。

お買い上げのお客様に、精米したてでまだ温かいです

と言うと、

『温かいからお米を出して冷ましたがいいですよね~』

って言われることもあるのです。

こちらは、『いや、この袋に入れたまま冷ましてください。

お米は空気に触れると米粒表面にヒビが入ったり、

乾燥してよくないですから』と言いうのですが、

けっこう多くの人が早く冷ましたが

良いと思っておられます。

ある人は、『農家の人から、精米したてのお米は

ゴザを敷いてその上でお米を広げて早く冷ましたが良い

と聞きましたが・・・』

とも。

これではいいつもりの精米したてのお米が、

逆に悪くなってしまうことにもなるのです。

これもサンマのように当社の説明不足以外の

何ものではないと反省しきりです。

お米のことで何を聞かれてもなんでも

答えられる米屋を、と思っていましたが

それではまだまだ不足なようです。

もう一歩も二歩も踏み込んで、もっとお米のことの

情報発信できるようにしなくては・・・。

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こだわり米の専門店!
明治26年創業 藤本米穀店

ごはんソムリエが厳選したお米を販売しています。仁多米をはじめ、地元・島根のこだわり米を中心に全国発送しています。

【代表的なブランド】
〇仁多米「大峠源流米」「あいのはで干し米」「櫛名田姫米」「まき」「にたひかり」
〇雲南米「うやま米」「プレミアムつや姫たたら焔米」「雲南コシヒカリ」「雲南つや姫」「雲南きぬむすめ」
〇飯南米「とんばら門米」「アイガモ米」
〇安来米「比田米コシヒカリ特選」「比田米きぬむすめ特選」
〇隠岐米「島の香り隠岐藻塩米」「潮の恵み里山米」
〇吉賀米「注連川の糧」
〇弥栄米「秘境奥島根弥栄」
〇松江米「ながえ米」「よっちゃん米」
〇宮城米「ササニシキ」