「お米屋さんとの意見交換会」に呼んで頂いたため、
8月17日、18日に隠岐の島町へ行ってきました。
隠岐の島は母の地元でもあります。
島前なので今回行った西郷とは島が違いますが。
フェリーに揺られること2時間半、、、
隠岐の島着!!
まずは合同庁舎へ。
スサノオマジックのブースタークラブ申込用紙もありますね~。
もちろん自分は入会済みです。
そんなこんなでJA隠岐さんに集合して、本日参加者の皆さんで現地ツアーへ!
山を登って下って…辿り着いたのは海。
その海の傍らにあるのは…
工場。
なんとここは藻塩の工場です。
アラメ。
これを海水で煮詰める。
もちろんこの時期なので、かなり暑いです。
煮詰める。。。煮詰める。。。ひたすら煮詰める。。。
この薪釜で煮詰めること、なんと5日間!!!!
1トンの海水から1週間かけてわずか20kgの藻塩が出来るとのこと!!!!
ここが最後の仕上げです。
平たく伸ばしてガス火で乾燥を。
藻塩作り名人の野津さんと。
全部で3か所ある藻塩工場の中でも、ここで出来るものが一番高品質で料亭さんでも評価が良いみたいです。
しかしこんなに手間をかけて作っているものとは…
ここで海水を汲む、と。
もちろんアラメも隠岐の島沿岸で収穫したものです。
毎年関西から学生が藻塩作り体験に何組も来るらしく、それようのミニ釜。
続いては、ローソク島へ。
いやぁ、きれいな海です。
これは有名ですね。
下まで行くと大変なので、上の展望台から。
続いて、生産者さんの佐々木さんの田んぼへ。
現在、当店で販売している藻塩米コシヒカリもこの佐々木さんが作られたお米です。
佐々木さんと。
隠岐支庁の方が言われるには、いつ会いに行っても田んぼにおられるようです。
非常に熱心な方です。
JA隠岐さんに戻って、会議室で意見交換会を。
JA隠岐の常務様のご挨拶から始まりました。
実績の報告や今後の方向性、弊社黒田店で藻塩米フェアを行ったときのアンケート結果などなど、様々な話が出来ました。
24年産以降の取り組みに活かしていかないといけないですね!
晩は懇親会へ。
囲炉裏が!
ノドグロ…!!
焼きおにぎり。
乗っているのはウニ味噌。
美味し。
食べて飲んで喋って、写真撮る間がほとんどありませんでしたが、大量のノドグロとおにぎりだけは逃しませんでした。笑
しかし隠岐の海産物は半端ないですね~。
ちょうど1年ほど前に友人と10名で隠岐へ行って、
現地の同い年連中(自分は誰一人知りませんでしたが。笑)と合流して20人くらいでBBQしたのですが、
友人の親さんが「これ食べろ」と持ってこられたのが…
これ。
ま、まじですか…
買ったらえらいことになるのでは。。。
こんなんを無造作にもらえてしまう島…おそるべし。笑
そして当たり前にバシバシ捌いていく現地組。
さすがでした。
話がそれましたが…
でもこうやって生産者さん、農協さん、島根県さん、販売者が一緒になって本音で語る場は良いですね。
皆さん真剣です。
本当に良い機会を頂きました。
翌日。。。
帰りの便まで時間があるということで、町内をぐるりと案内して頂きました。
牛突き。
観光客へ見せるためのものということで、短時間でした。
標高の高いところへと…
辿り着いたのは風力発電所。
当たり前に牛が放牧されていました。
島前みたい。。。
白島へ。
布施海岸へ。
そして、ちょうど藻塩の水溶水を散布しているのではないか、ということで田んぼへ。
一面に広がる田んぼ。
まさに!!
長いホースの先に…
ちょうど散布中でした。
この写真だけ見ると農薬か何かを撒いているみたいに見えますね。。。
思ってた以上にしっかりと散布されています。
濃度や量もマニュアル化されています。
この辺りは昔、土壌にアラメを敷いていた農法があり、
藻塩米はこの昔ながらの農法を現代版にアレンジして復活させようという試みから始まったとのことでした。
アラメを田んぼにかき込むって、かなり大変なことですよね。。。
おもしろいことに、隠岐の土壌は成分分析すると確かに他所とは特徴が異なるんです。
暑さが続いて品質としては心配なところもありますが、良いお米が出来ることを祈っております。
隠岐そば定食。
そば粉10割の、ぶつぶつ切れるのが特徴のそばです。
隠岐の皆様、大変お世話になりました。
やはり現地へ行くのは大事なことですね。
少しずつでも確実にファンを増やしていけるようPRしていかなくては。