早刈り米『にたひかり』が入荷しました。
仁多の6人の生産者と、販売の当社及び農業資材・集荷の
S米穀(株)さんとで作る『仁多有機栽培米研究会』で生産
するコシヒカリを『にたひかり』という名前で販売しています。
この早刈り米というのは、収穫を10日以上早めたものです。
イネの成長過程の中で、最もお米がおいしいのは、
通常の刈り取り時期よりももっと早い時期にあるのでは・・・
という仮説を立てて実行しているのがこの早刈り米
なのです。(詳しくは【歴史】)
実際にお米の表面のアミノ酸の量を測ると早刈り米の方が
多いことが判っています。
もちろん、収量が少ないこと、長期保存にはむかないこと、
水分が多いので乾燥に時間がかかる、などの欠点は
承知の上です。
ことしもこの研究会のメンバーの一人の生産者に作って
頂きました。
わずか30kg玄米30袋分だけです。
ばっちりとすばらしいお米が届きました。
早速『お米のひろば ふじもと』へ持って行き、味度メーター
で計測したところ、なんと92点の高得点が出ました。
(もちろん機械の数値がすべてではないのは承知してい
ますが・・・)
久しぶりの90点オーバーです。
生産者の石原さんも喜んでくれる事でしょう。
もうずいぶん昔になりますが、石原さんではないのですが、
この早刈り米をした初期のころ、周りの農家から、なんで
こんなに早く刈るんだ?
と聞かれ答えに窮し、『もう食べる米が無くて刈ってるのだ』と
応じたメンバーがいたこともありました(笑)
試食をしてさっそくあさってあたりから販売いたします。
わずか30袋です
色ツヤの良い飴色青米はきれいに透き通ったものが多い
8日より販売です今日も味度メーターは92点