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【No.122】平成21年10月16日 美都ひかり生産者と島根県の方が来訪

まだあまり周知されていないかもしれませんが、

島根で新しく「美味しまね認証」という制度が始まりました。

どういう制度かというと、島根県HPより以下破線内抜粋です。

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・この認証制度は、

島根県内で生産される農林水産物で、

 「高い安全性(安全で)」「優れた品質(美味しい)」を兼ね備えた産品を生産する

生産者・生産方法を、第三者機関の判断をもとに知事が認証するもので、

島根県が平成21年度からスタートさせた制度です。

・高まりをみせている消費者の食の安全に対する意識に応え、

安全な島根の農林水産物を消費者に送り届けることによってその信頼を確保するとともに、

優れた品質と独自性をアピールして、販売の拡大につなげていこうとするものです。

・この認証制度が、

生産者にとっては、認証が目標となり生産意欲や技術の向上に結びつくこと、

消費者や流通関係者にとっては、商品選択の有力な判断基準となることを期待しています。

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以上、抜粋。

詳しくはコチラのHPにて

米に限っては、島根県内でいくつかこの認証を受けたお米があるのですが、

当社で取り扱っているものとしてはアイガモ農法「美都ひかり」が今回認証されました。

本日の14時頃、合鴨農法米「美都ひかり」生産者と島根県の方が来られました。

17日、18日と松江のスーパー「マルマン黒田店」にて、

生産者である美都水稲部会と島根県による試食販売などを行う予定になっているので、

明日からの確認というか顔合わせというか。

この認証制度、実は認可されるには相当ハードルが高く、

チェック表にはズラ~~~~~~ッと項目が並びます。

美都水稲部会の方曰く、

「有機JAS」の取得よりも大変だった、と。。。

「有機JAS」とはいわゆる「無農薬米」です。

美都ひかりについては当社も簡単に「無農薬」という言葉を使って販売したいのですが、

そのためには保管場所から色彩選別機から石抜き機から精米機から計量器から…とにかく、

あらゆるものを無農薬米専用にして他の米と混じる可能性を排除する必要があり、

そのため「無農薬米」として販売することは出来ません。

販売業者ですらこのレベルなのに、

生産者として有機JASを取得された美都水稲部会の方々は本当にすごいと思います。

その上に今回の「美味しまね認証」、です。

↑このマークが「美味しまね認証」の認証マークになります。

農薬を使わず、大変苦労して作られたお米です。

何よりも生産者の為にもこの認証が販売の追い風になればと思います。