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宍道湖への配慮 松江・出雲の方にこそ知ってほしい「プレミアムつや姫たたら焔米」

12月17日、雲南市で行われた「雲南市ブランド米振興大会」に出席してきました。

5年目を迎えるプレミアムつや姫たたら焔米の生産・販売に関わる人・機関が集まります。

 

プレミアムつや姫たたら焔米の生産で優秀な結果だった生産者さんへの表彰などが行われます。

(写真撮影のときだけマスクを外されています)

 

 

雲南産米の販路のひとつに台湾輸出があります。

今回は台湾から、輸出先である鼎三のデビッド・リン会長のビデオメッセージもありました。

 

 

販売者の講評ということで、毎回私も少しお話をさせて頂いています。

令和元年産米は数量が少なくて早々に販売絞り込みをしたので、前年度のことはあまりお話しすることがなく、せっかくリンさんが動画で紹介されたので雲南米輸出の経緯と弊社の関りを少しご説明させて頂きました。

 

さて、

 

タイトルに書いている「松江・出雲の方にこそ知ってほしい」というのは、

このプレミアムつや姫たたら焔米の栽培に込められた思いは、

雲南市に限らず松江・出雲にも関わることだからです。

 

たたら焔米は特別栽培米と言って、

島根県の一般的な栽培方法(慣行栽培と言います)に比べて農薬・化学肥料を少なくして栽培されています。

 

JAしまね雲南地区本部さんを中心に取り組むこの特別栽培米が他の地域と違うのは、

「使用成分成分、農薬割減」というところです。

 

簡単に言うと、他の地域よりも許される農薬量が少ないんです。

より自然に優しく、作業的には厳しい栽培基準を設定しています。

 

 

何のためか?

 

 

 

 

宍道湖のためです。

 

 

ラムサール条約に登録されている宍道湖。

その上流に位置する雲南市。

下流の宍道湖の環境を考慮し、通常よりもさらに農薬の使用量を少なくして栽培しているのです。

 

 

松江を象徴する宍道湖。

環境保全のために広く周辺のサポートがされているんですね。

まさか雲南市の米作りまで関わってくるとは。

 

 

しかし松江に住む者として、このような配慮をされているのは嬉しいことですね。

雲南市のプレミアムつや姫たたら焔米を、

宍道湖に接する松江や出雲の皆様にも知って頂けたら幸いです。