藤本米穀店オンラインショップはコチラ!

【No.106】平成21年06月20日 4つのポエム

今回はお米とは全く関係の無い話です。。。

今日、松江東高校の1年下の後輩Yさんが当店へ、あるお願いに来られました。

Yさんとは高校時代は全く面識がなかったのですが、

最近不定期で友人が立ち上げたバスケットボールのチームで知り合いました。

これまた私は直接の面識は無いのですが、

Yさんの合唱部の後輩で私の2年下になる西島祥子さんという人がいます。

以下、

Yさんが持ってきたチラシに載ってる西島祥子さんの簡単な紹介(一部変更)を載せます。

————————————————————————————-

西島祥子さんは看護師になることを夢見て、大学に入学した18歳の冬、突然CRPS(RSD)を発病しました。

それは、ちょっとした手術が原因で起きた悲しい出来事でした。

それから、固定ジストニアという原因不明の難病、肺胞低換気、多嚢胞性卵巣症候群を次々に発病。

左手と両足の自由を失いました。

脊髄刺激装置(SCS)とバクロフェンポンプ(ITB)を体に埋め込む手術をして、

長い長い入院生活を送りました。

でも、負けてなんかいません!

今は、世にも珍しい車椅子ナースとして病院で働いています。

毎日、命を見つめてたくさんのことを学んでいます。

そんな闘病生活の中、たくさんの言葉のカケラが頭をよぎり、

言葉を集めてできたのが詩でした。

そして詩集を自費出版したところ、多くの方から共感をいただきました。

また、西島祥子さんが書いた詩が合唱曲になり、それが楽譜になり音楽之友社から、

「混声合唱とピアノのための4つのポエム」として発売されました。

西島祥子さんの夢:「4つのポエム」を全国に広めること。

そして、この病気をもっともっと沢山の人に知ってもらうこと。

————————————————————————————-

Yさんは西島祥子さんの夢の手伝いをしたいと思い、今回色々な企画をしています。

①イベント:詩の展示と、併せて西島祥子さんによる詩の朗読。

山陰で活躍中のアーティストによるミュージックあり。

⇒8月中の予定。

②イベントの告知として山陰の地域情報誌「Lazuda」への掲載。

⇒8月号に掲載予定。

③イベント終了後、老若男女問わず知ってもらえるよう、詩を色々なお店に展示してもらう。

うちに来られたのは③のお願いに来られたのでした。

もちろん微力ながら協力していこうと思います。

ということで、その西島祥子さんの詩が当店(含め様々な場所・店舗)で展示される予定になっています。

時期としては8月下旬以降になるかと思いますが、当店にお越しの際は是非ご覧になって下さい。

 

※余談ですが、「4つのポエム」は半年で初版が完売し、現在重版が出版されたそうです。