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【No.070】平成20年11月13日 黒田店玄米ボックス商品勢揃い

先日から当店黒田店のボックス商品が全て揃いました。

ボックスは増やさない限り扱える商品数に限りがありますので、

その年や時期によって良いお米を厳選して取り扱っています。

 

※黒田店                      ※本店(写真は今年春頃)

先日19年産から20年産に切り替わったお米として、

山形県のミルキークイーン新潟魚沼のコシヒカリ

そして今年初めて取り扱ったお米として、

奥出雲コシヒカリの特別栽培米(減農薬米)があります。

奥出雲コシヒカリですが、

19年産までは特別栽培をしていなかった地域が今年から取り組みをされており、

せっかく生産者の方も様々な工夫をして作られているので、

売る側もそれを伝える立場として工夫していかなければ、といったところです。

これはJA雲南管轄のコシヒカリで、

今ボックスで扱っているお米の産地は標高も高く、雲海の出るところです。

気になる品質の方は…まず食味点数は93点!!

あくまで機械で計測した数値ですので、この点数の優劣で判断することはないのですが、

食べてみると、、これは本当においしいお米でした。

これで

「普通栽培のお米」、「特別栽培のお米=奥コシ特栽米」、「農薬を使わないお米=美都ひかり」

といった区分けが出来ました。

まだニーズがどれほどのものかは分かりませんが、

どのように動いていくのか、新たなニーズが生まれるのか、この先楽しみです。

 

新米の時期は食味点数を測ると全体的に高い点数が出るのですが、

食べ比べてみるとそれぞれに異なる特徴があります。

今日は昼の時間に黒田店で店番をしていたのですが、

一組のお客様が来て、

「東京の知人が仁多米を食べたいと言ってて、どれがいいかいね?」と尋ねられました。

当店で扱っている仁多米は時期にもよりますが基本的に、

「まき」~生産地限定米(大馬木・小馬木産)

「にたひかり」~生産者限定米(仁多有機栽培米研究会)

「あいのはで干し米」~牛飼い農家のはで干し米(阿井産)

の3種類です。

今日のお客様へは、東京の方へ贈り物とするお米なので、

やはり自分がおいしいと思うお米を贈られた方が良いのではないでしょうか、

ということで最終的に試食用として「まき」「にたひかり」を1kgずつ買われました。

どちらかでも気に入って頂ければと思います。

様々なお客様と話をする中で好みを聞いて色々薦めたりはしますが、

やはり最後はそれぞれの人の”好み”になると思います。

そこが対面販売をする上で、おもしろいとこであり、難しいところです。

”地域の舌”もあるでしょうし…蕎麦なんて関西と関東で全然違いますもんね。

お米に興味があって色々探されている方は、

当店では少量ずつ試すこともできるので、

気になったお米については是非一度食べてみて頂きたいですね。

黒田店では1kgから、本店では機械の都合上2kgから精米します。

気軽にお立ち寄り下さい。