5代目ブログ「米屋のホンネ」

島根県松江市の藤本米穀店5代目、藤本真由です。

創業明治26年、細く長く、地元島根で米屋を営んでいます。

【No.032】平成19年01月27日 あやうくJAS表示違反・・・

 

きょうからお米の広場ふじもとでは、

『仁多米コシヒカリに

モチ米が混じってしまったお米』

というのを販売します。

これはその名の通り、

お米の生産段階でコシヒカリにモチ米がごくわずか

(0.1%以下)ですが混ざってしまったものです。

おそらく、コシヒカリとして出荷されたものが、

検査段階でモチ米の混入が判り、コシヒカリ100%では

出荷できなくなり、【その他うるち米】として流通するものです。

(このくらいわずかな混入なら結構見ることもあるのだが・・・)

(仁多で作っているヒメノモチはコシヒカリよりも

早い時期に収穫されます。

そのため乾燥機やもみすり機などの機械や

タンクの中に残っていたモチ米がコシヒカリを

調整する時に入ってしまったものと推定されます。)

さて、数日前のことですが、このモチ混の米の発売に向けて

JAS表示のシールを作っている最中に、農政事務所

(お米や雑穀、食品表示など担当する農林水産省の一機関)

の方が食品リサイクル法のことでお見えになられました。

本題はすぐに終わりましたが、

昔お米の表示のことでお世話になった方でしたので、

このモチ混のお米の表示の事を

それでもと思い尋ねてみました。

その時作成していたJAS表示の原料玄米の欄には、

生産地   品 種   産 年  使用割合

島根県仁多郡 その他うるち  18年 100%

としておりました。

 

いや~尋ねておいてよかったです。

大変な間違いをしていました。

 

玄米の袋の検査欄を見て

農 『この検査で証明しているのは18産年と

1等米ということだけです。

生産地や品種については証明されていません。

また品種欄にその他うるちとは表示できません。』

私 『・・・ではどう表示すれば・・・

入荷はその他うるちなのだが・・・』

農 『複数原料米になるのかな~・・・、

今は担当が違うので帰って担当者に聞いてみます。

後で連絡します』

そして午後

農 『表示は、国内産100% (18年産100%)

でしか表示できません。

意図的にモチ米を入れたわけではないので

複数原料米にもあたらない。

ポップでの表示は、

事実であれば何を書いても結構です』

また、以前から懸案であった玄米30kg原袋売りの

表示で調整年月日が判らない問題については、

検査年月日を入れてくれ、とのことでした。

ちょっと違うような気もするけど、

これしかないんだろうな・・・。

したがって調整年月日欄には、

米袋上部の検査年月日欄に記載

としておきました。

そういうことでJASシールは作り直し、

ポップはこれで良しでした。

なんとナイスタイミングだったことでしょう。

JAS表示違反をしなくて済みました・・・。

 

 

 

 

確かに産地・品種は

マジックで消してある

作り直したJAS表示

 

 

 

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こだわり米の専門店!
明治26年創業 藤本米穀店

ごはんソムリエが厳選したお米を販売しています。仁多米をはじめ、地元・島根のこだわり米を中心に全国発送しています。

代表的なブランド:
〇仁多米「まき」「大峠源流米」「あいのはで干し米」「櫛名田姫米」「にたひかり」
〇雲南米「うやま米」「プレミアムつや姫たたら焔米」「佐々木さん蓮華栽培米」「吉掛米」
〇飯南米「とんばら門米」「アイガモ米」
〇安来米「比田米」、隠岐米「隠岐藻塩米」「里山米」
〇石見米「注連川の糧」「美都ひかり」
〇松江米「ながえ米」「よっちゃん米」
〇宮城米「ササニシキ」