当店の商品で『中国山地こしひかり』というのがあります。
この商品はスーパーで特売されるお米なのですが、
私としてはとてもこだわった商品で、
その名の通り中国山地の山々のふもとで
標高200メートル以上の市町村を産地とするコシヒカリなのです。
中国山地は、
島根県 鳥取県 広島県 岡山県 山口県の5県にまたがるのですが、
よく使う産地は島根県 鳥取県 広島県の山間部の市町村です。
今回の商品は鳥取県日南町産のコシヒカリと島根県吉田町産のコシヒカリを使います。
どちらもとてもおいしいコシヒカリの産地です。
日南町は船通山を挟んで仁多郡横田町の東隣りに位置した町で、
お米の耕地標高は400メートルもあり、横田町よりも高い所です。
また、吉田町(旧吉田村)は仁多郡の西隣りに位置していて、
最近ではたまごかけごはん専用醤油の『おたまはん』が有名になりました。
しかし、いくら産地にこだわっても、
そのことをどうやってお米をお買い上げになる消費者の方に伝えるかが難点でした。
しかも最近は市町村合併で町名が変わったりして、
同じ県内でも町名を聞いても、そこどこだったっけ・・・となったり、
ましてや他の県となると、町名を聞いてもそれがどこなのかわからないことが多いのです。
そこできれいに印刷できる光沢紙と紙キリムシを使って、
この商品の情報をわかりやすく表示してみました。
JAS表示の産地欄には町名まで記入。
そしてその町がどこにあるかをJAS表示欄の下に地図で指し示す事にしました。
地図はカシミール3Dという地図ソフトで中国地方を標高200メートルごとに色分けしてみました。
また、産年と精米年月日も欄外記載とせずに欄内に記載して
このお米の情報がすべてわかるJAS付きのシールを作りました。
おいしいお米です、どうぞご利用くださいませ。