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【No.041】平成20年05月23日 はじめまして

はじめまして。
藤本真由と言います。

「真由」と書いて「まさよし」と読みます。
名前だけ見られるとよく女性だと思われます…

少し自己紹介すると、

現在25歳、高校を卒業してからは大学の4年間を兵庫県の西宮で過ごし、
そのまま西宮の企業で3年間勤めていました。

関西では3日で出雲弁が消えるも7年でも関西弁は身に付かず…

ベース演奏やバスケが大好き。
(島根帰って高校時代の仲間とさっそくバンド結成!)

幼い頃からずっと「将来米屋になる」と言い続けていましたが、
とうとう今年の4月1日から米屋としてデビュー。

主に東本町の本店にいますが、時々黒田店にも出没します。

まだ色々と勉強中ですが、
これからどうぞよろしくお願いします。

 

島根に戻ってからは意外なところでの苦戦も。

お客様からの電話を受けた時に強烈な出雲弁で話されるので、

内容が理解できず話が噛み合わないということも…

まずはそこから再勉強しないと、ですね(笑)

これから社長や博子店長に混じって
このコーナーにちょこちょこ書き込んでいこうと思います。

 

さて、もう一ヵ月前になりますが、
GW前に田植え前の田んぼを見に行きました。

大きな目的は2つ。

1、田植え前の田んぼは土の色を見るのに良い機会なので、
土地土地の稲の無い状態の田んぼを見る。

2、取り扱っているお米が
実際にどのような場所で作られているのかを知る。
(知らないのは自分だけですが…)

行った先は
山王寺、山県、日南(鳥取)、八川、馬木、阿井、仁多町…

写真を載せていますが、
八川や阿井では牛飼いの農家さんへお邪魔して、
牛を見せてもらったり色々とお話を聞かせてもらったりしました。

いきなりの訪問にも関わらず、すごく丁寧に説明して頂きました。

ありがとうございました。

やはり実際見てみると地域によって土の色が全く違うのが分かるし、
実際に生産者の方の顔を見て話を聞くと、
すごく大事に丁寧に作られているお米だということが分かり、
こちらもただ単に商売として売るだけではなく、
同時に扱っているお米の良さを広めていかないといけない責任を感じます。

そして、ただただ今年も良いお米が出来ることを祈るのみです。

 

お米の話からちょっと逸れますが、
農家さんで飼われている牛の大きいこと大きいこと…

正直近寄るのもめちゃくちゃ怖かった。。。

ここで育てられた牛は、
競りにかけられて神戸牛や松坂牛などなど…になっていくとのこと。

日本各地で食べられるおいしいお肉も、
その一部は島根の田で出来たワラを食べて育った牛かもしれないですね。

いやぁ、しかしそんな仕組みになっているとは知らなかった…

 

では、思いのほか長くなりすぎましたのでこのへんで。

 


大東にて雲南方面を望む。

 


『日本の棚田百選』山王寺の棚田。

 


牛小屋の上にはワラが備蓄されています。

牛を育てるのにワラを使い、
米を育てるのに牛の肥しを肥料とする。

自然の中で循環させています。

 


仁多の名所「鬼の舌震い」に寄り道。

 


仁多の棚田。

 


牛と自分。

笑顔ながら心境は…