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仁多米「櫛名田姫米」の産地へ

まず、仁多米とは…

「西の横綱」とも言われる島根県のブランド米。

定義としては「島根県仁多郡奥出雲町で栽培されたお米」の総称ですね。

 

ただ一言に奥出雲町と言ってもとても広く、品質はもちろんのこと栽培方法も様々です。

そのため藤本米穀店では仁多米をさらに細分化してブランド化をしているというわけです。

 

藤本米穀店の仁多米ブランドは、

・「櫛名田姫米」→農薬不使用
・「大峠源流米」→大馬木の大峠地区、独自基準値以上のお米
・「あいのはで干し米」→牛飼い農家三原さんの天日干し米、和牛堆肥利用
・「まき」→馬木地区限定
・「にたひかり」→生産者限定(中條営農組合)、和牛堆肥利用
・「仁多米」(一般)

29年産米はこのようになっています。

 

櫛名田姫米の産地へ

本日は、櫛名田姫米の産地へ行ってきました。

櫛名田姫米は当店の仁多米で唯一、農薬不使用栽培の仁多米になります。

うっすらと黒いのが分かるでしょうか。

 

 

 

こんな感じです。

黒いシートが見えるかと思います。

 

農薬を使わずに雑草を抑制するために「紙マルチ」を採用しています。

稲以外の部分を黒い紙で覆うことによって日光を遮り、雑草の発生を防ぎます

 

これにより除草作業の労力を大きくカット。

ただ、専用の田植え機が必要になるのでコストがかかります。

 

ちなみにこの紙マルチ、60日くらいで溶けて田んぼの養分になっていきます。

 

生産者の安部さん

生産者の安部傭造さんです。

農薬を使わない農業を始めて45年以上になります。

仁多米の生産者で唯一「プレミアムライセンス・ベストファーマー」に認定されています。

これは日本最大級のお米のコンクール、米食味分析鑑定コンクールでの実績が認められたことによります。

 

ちなみに…

下の写真は以前、コンクール受賞者が島根県庁で県知事報告をしているものですが…


右から2番目が櫛名田姫米の安部さん。

なのですが、

左の2人は、島根県吉賀町注連川の潮さんと土井さん。

藤本米穀店の厳選こだわり米「注連川の糧」の生産者さんです。

再来週は注連川へ行く予定にしています。

 

 

 

 

 

さらにちなみに…


安部さんが認定されているプレミアムライセンス・ベストファーマー。

なかなか認定されるものではないのですが、藤本米穀店のお米の中では…

島根県安来市広瀬町「比田米 特選生産者のひとり、柴田さんも認定者です。

 

島根県ではどうしても仁多米が有名なブランドですが、

地元島根で色々な産地を見て思うのは、やっぱり「人」だな、ということ。

 

仁多米に限らず良いお米、想いを持って作られたお米はたくさんあります。

是非、色々なお米を試して頂き、お好みを見つけて頂ければと思います。