本日、農産物検査員の資格試験に合格しました!!
農産物検査員とは何をするのかというと、
農家さんのお米の銘柄(コシヒカリ、きぬむすめ、ヒノヒカリなど)を証明したり、等級を付けたりします。
例えば○○県産コシヒカリ、という表示をするためには、
必ず農産物検査員による検査を受けなければなりません。
検査を受けていないお米は「未検査米」ということで、
例えそれを生産者がコシヒカリだと言っても、表示することは出来ません。
その検査員の資格を取るべく、6月から研修がありました。
参加者はわずかに3名。
全員県内のお米屋さんです。
年齢も割と近く、自分が一番若いけれども10歳も差がありません。
まずは6月上旬に講習が3日間あり、その後に筆記試験。
場所は出雲の農政事務所。
筆記試験は午前中にあり、8割取れなかったら午後の追試となります。
追試でも通らなければそこで終了…
結果は見事全員1発合格でした。
6月下旬から毎週月・水・金と頓原にて実習が始まりました。
実習の内容は、
カルトン(皿)に米を計って入れてピンセットのようなもので整粒と未熟粒、被害粒を選り分けていき
等級付けの根拠を数値として算出する「分析」、
米を見て等級を付けたり品種を判断していく「鑑定」、
を延々繰り返していました。
(器材の使い方や麦、大豆等の研修も多少ありましたが、ほとんどメインは分析と鑑定でした。)
そして今日が実技試験。
試験内容は上の写真(写真は研修時のものですが)のように皿を並べ、
1、うるち玄米の等級鑑定(20問)
2、醸造用玄米(酒米)の等級鑑定(5問)
3、もち玄米の等級鑑定(5問)
4、うるち玄米の品種鑑定(5問)
が行われます。
大問それぞれで8割が合格ライン。
不合格なら午後に追試。
追試でも合格出来なければそこで終了です。
結果、冒頭で書いてしまっていますが、ここでも全員見事一発合格でした。
ひとまず試験が無事終わって一安心…
なんせ参加者も3名と少ないので、落ちると目立ってしまうという。。。
やっとこの場にもこの話題を書くことが出来るようになりました(笑)
あとは秋に新米が出てから実際の現場で実地研修があり、
おそらくその後に検査員の認定証?が出される流れ…だと思います。