5月24日の日曜日、12年に1度の神事「ホーランエンヤ」が終わりました。
空模様はあいにくの雨空となってしまいましたが、
それでも大勢の人が見守る中で無事執り行われたことは非常に良かったです。
まぁよく考えれば五穀豊穣に雨は欠かせませんので、
雨の中のホーランエンヤというのもまたある種貴重かもしれません。
この日は県内外から親戚が集まり、2階のベランダから見ていました。
渡御祭とは逆の経路で阿太加夜神社から城山稲荷神社へ御神霊を乗せた船が向かいます。
大海崎船。
福富船。
大井船。
大井の師匠船。
矢田船。
剣櫂交代のときに一礼している場面です。
馬潟船。
五大地の主船以外にもたくさんの船が大橋川を賑わせます。
写真にするとイマイチ伝わりにくいですが、
実際にその場で見ると各地区毎に踊りや唄など特徴があり、
また大橋川を埋める多くの船と、橋・陸にはそれを取り囲む大観衆、
その様子は壮大で自分が松江人だからかもしれませんが感動すら覚えます。
五大地の方々は半年以上も前から準備をされて臨んでいて、
きっと想像を絶する苦労があるかと思います。
「神事」と呼ぶに相応しく、伝統と誇りを感じさせる行事。
この伝統をいつまでも伝えていってもらえればと願うばかりです。
実は松江二中、松江東高校では五大地の朝酌地区が校区が一緒のため、
今回も同級生が何人か出ていました。
また色々と話を聞いてみたいものです。
すでに次回が楽しみですが、
ただ…次回開催されるときの自分の年齢を考えると…
いやはや。